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秋休みの自由研究 声出してこ? [妄想]



萩原朔太郎



白雲のゆききもしげき山の端に

旅びとの群はせはしなく

その脚もとの流水も

しんしんめんめんと流れたり

ひそかに草に手をあてて

すぎ去るものをうれひいづ

わがつむ花は時無草の白きなれども

花びらに光なく

見よや空には銀いろのつめたさひろごれり

あはれはるかなる湖うみのこころもて

燕雀のうたごゑも消えゆくころほひ

わが身を草木の影によこたへしに

さやかなる野分吹き來りて

やさしくも、かの高きよりくすぐれり

(大正二年九月)



時無草?

どんな花?

室生 犀星(むろう さいせい、本名: 室生 照道〈てるみち〉、1889年〈明治22年〉8月1日 - 1962年〈昭和37年〉3月26日)は、石川県金沢市生まれの詩人・小説家。

の時無草からかな?

時無草

秋のひかりにみどりぐむ

ときなし草は摘みもたまふな

やさしく日南にのびてゆくみどり

そのゆめもつめたく

ひかりは水のほとりにしづみたり

ともよ ひそかにみどりぐむ

ときなし草はあはれ深ければ

そのしろき指もふれたまふな




歌の中に歌を埋め込む?

時無草ってどんな花?

白雲のゆききもしげき山の端に

からも解る通り、秋のイワシ雲かな?

室生は、摘みたもうなと言っているのにw

萩原は、摘んでしまうんだw

秋の空の下、緑の上で、
荻原は摘んでしまった草を見て、
室生の時無草を思い出したのだろうか?
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